より道、まわり道

気まぐれな引用

川崎洋「鉛の塀」(全)

言葉は
言葉に生まれてこなければよかった

言葉で思っている
そそり立つ鉛の塀に生まれたかった
と思っている
そして
そのあとで
言葉でない溜息を一つする