2008-06-02から1日間の記事一覧

杜甫「春望(しゅんばう)」(全) (目加田誠)

國破れて山河在り 城春にして草木深し 時に感じては花にも涙を濺ぎ 別を恨んでは鳥にも心を驚かす 烽火 三月に連なり 家書 萬金に抵る 白頭 搔けば更に短く 渾べて簪に勝へざらんと欲す くにやぶれてさんがあり しろはるにしてさうもくふかし ときにかんじて…