2009-12-12から1日間の記事一覧

道元『学道用心集』

識(し)るべし、行(ぎょう)を迷中(めいちゅう)に立て、証(しょう)を覚前(かくぜん)に獲(う)ることを。 〈解釈〉現実の迷いのまっただなかで真実への行を起こす、まさにその迷中そのものにおいて真実を即座に現成(げんじょう)するという事実を識るべきである。