2010-05-09から1日間の記事一覧

(近松門左衛門『大経師昔暦』)

縁の始(はじめ)は身の上の仇(あた)の始と成りにける 思いがけなく結ばれた二人の縁の始まりは、また二人の身の不幸の始まりとなってしまった

(松尾芭蕉『野ざらし紀行』)

唯これ天にして、汝が性(さが)の拙きを泣け ただこれすべて天命であって、お前の天から与えられた生まれつきの宿運の恵まれないことを泣きなさい。