2010-06-05から1日間の記事一覧

(『義経記』)

紅(くれない)は園生(そのう)に植ゑても隠れなし 才徳のすぐれた者は、どのような所にいようとも、自らそれと人に知られるものである。

(吉田兼好『徒然草』)

何事も、めづらしき事を求め、異説を好むは、浅才(せんさい)の人の必ずある事なり すべてにわたって、人とは異なる方向を求め、異なる説を好むのは、あまり道を究めていない人に、よくあることである。