2010-07-22から1日間の記事一覧

(松尾芭蕉『三冊子』)

俳諧の益(えき)は俗語を正す也(なり) 俳諧が役に立つ点は、日常語を正して詩語に高めることだ。

(松尾芭蕉『三冊子』)

句は天下の人に叶へる事は易し。ひとりふたりに叶へる事かたし 句というものは、世間一般の好みにかなうことはたやすい。が、一人二人の具眼の士の心に叶うことは至難のことだ。