2010-07-29から1日間の記事一覧

(近松門左衛門『難波土産』)

文句は情をもととすと心得べし 浄瑠璃の文句はそこに感情を込めることを根本とすると心得るべきである。

(近松門左衛門『虚実皮膜論』)

芸といふものは、実と虚との皮膜(ひにく)の間にあるものなり 「芸」というものは実とも虚ともいえない微妙な表現によってはじめて生み出されるものである