2011-02-22から1日間の記事一覧

アルフレッド・ランシング『エンデュアランス号漂流』(山本光伸 訳)

〈これ以上自分を騙しても、何も良いことはない〉

アルフレッド・ランシング『エンデュアランス号漂流』(山本光伸 訳)

何の変化もない単調な一日が過ぎ、シャクルトンは二十六日、日記の欄いっぱいに、次の文字を並べた。 〈待つ 待つ 待つ〉