2011-06-25から1日間の記事一覧

日本戦没学生記念会編『きけ わだつみのこえ』

生かされているのではいけない。生きるのだ。飼われているのであってはならない。総て、待つがいい。

日本戦没学生記念会編『きけ わだつみのこえ』

自己を殺すことはあくまで自己を押し通す事でしょうね。

日本戦没学生記念会編『きけ わだつみのこえ』

ほらね のどかな午前の青空を 飛行機が一台 のんびりと飛んでゆくだろう (陽は暖かく営庭に斜めに) これが昭和の絵本なのさ くちゃくちゃなこんな時代 にもやっぱり 童話があるんだってさ けれどね――

日本戦没学生記念会編『きけ わだつみのこえ』

吾人をして見しむればファッシズムとは現代における逃避思想であると一言にしていえる。ルネッサンス以来の我(が)の自覚の行きづまりの結果、論理的飛躍を求めんとして持ち出したのがファッシズムであろう。混乱の極に達した現代社会を打開するための方策と…

日本戦没学生記念会編『きけ わだつみのこえ』

悩みも苦しみも思想上の高い線上にあれば、それだけに、内心的であるという理由だけで悩み苦しみの中に一種の自己慰安がある。が、このような最低線。

日本戦没学生記念会編『きけ わだつみのこえ』

否むしろ悲劇的なる民族主義の「茶番」を見よ! 背後にほくそ笑む巨大なる者の存在を忘れてはならぬ。