2012-02-08から1日間の記事一覧

佐藤春夫「創作月旦」

本当にいい作品が一年に二つ三つも文壇にあればいいと思っている私は、「へんな原稿」を見ることが出来た七月をいい月だったと思う。

佐藤春夫「創作月旦」

私は考える、批評というものは作者を批判するものでもなく、読者を誘導するものでもなく、結局批評家彼自身を披瀝するものではなかろうか。