2012-04-25から1日間の記事一覧

小堀杏奴『晩年の父』

「なんでもない事が楽しいようでなくてはいけない」というのが父の気持だった。ところが子供の私にそんな事が解るはずはなかった。

夏目漱石『明暗』

今のお前は自由だ。自由はどこまで行っても幸福なものだ。そのかわりどこまで行っても片付かないものだ、だから物足りないものだ。