2012-05-21から1日間の記事一覧

ブレヒト『ガリレイの生涯』

ガリレイ 英雄を必要とする国が不幸なんだ。

ツルゲーネフ『父と子』

パーヴェルの方は反対にさびしい独り者として、人生のうす暗いたそがれの時期に、入りかかっていた。それは、青春はすぎてしまったが、老年はまだ訪れてこないという、希望に似た哀惜と哀惜に似た希望の時期であった。