2012-06-23から1日間の記事一覧

モーム『月と六ペンス』(阿部知二 訳)

良心というものは、それぞれ個人の中にあって、社会がそれ自体を保持するために発展させてきた法則の番人なのだ、と私は思う。われわれがその法則を破らないように見張るために配置された、われわれの心の中の警官である。自我という中央のとりでに座をしめ…