2013-03-25から1日間の記事一覧

魯迅『我怎麼做起小説来』

誰が言ったことか忘れたが、要するに、一人の人間の特徴を最も節約して描くには、その人の目を描くのがよいと。全くその通りだと思う。もし頭髪全体を描いたとしたら、いくら細かで真に迫っていたとしても、何の意味もない。 *冒頭に引用されているのは東晋…

茅盾『文芸創作問題』

想像の源泉は観察である。たとえば独身の作家でも夫婦間の生活を書けるのは、本人にそのような実体験がなくても、他人の夫婦生活を観察することによって、想像して描くことができるからである。