2013-06-11から1日間の記事一覧

川端康成『父母への手紙』

人間が人間の後ろ姿を、深く心に刻みつけるほど感情こめて見る折りは、そうたくさんないのではないか。

田中澄江『鋏』

だれかの幸福が、だれかの不幸にきまっているのに。

萩原朔太郎『絶望の逃走』

父は永遠に悲壮である。