2013-07-02から1日間の記事一覧

吉田健一『乞食王子』

大都会の真中を大概は河が流れているのは、初めは実際の必要から人間が水がある近所に集って来たのだろうが、今日では、都会での生活に幅と奥行きを与えるのにこれ以上に役立っているものはない。

北園克衛『absolute poem』(『BLUE』所収)

秋はひとつのガラスである

久保田万太郎『半日』

春というやつは、一つ間違うととめどなく寂しくなる。

(No Title)

日記を削除したことなんか、たいしたことじゃないです。 「生きて」さえいれば、日記なんかいつでもまた始められますからね。 ――sbiaco「両世界日誌」