2013-07-03から1日間の記事一覧

岡本かの子『花は勁し』

地中のあらゆる汚穢を悉く自己に資する摂取として地上陽下に燦たる香彩を開く、その逞しき生命力。花は勁し。

伊東静雄『庭をみると』

花をみる時 私は 花の心になるのである

柳沢淇園『ひとりね』

名物と云てむまふなき物多く、名所といひて景すくなきもいとおほし。 *「名物にうまいものなし」の諺を生かし、名所に言い及ぼしている。

夏目漱石『書簡』(明治二十八年五月二十八日、正岡子規宛)

結婚、放蕩、読書三(さん)の者其一(そのいつ)を択(えら)むにあらざれば大抵の人は田舎に辛防は出来ぬ。

田山花袋『田舎教師』

清い理想的の生活をして自然の穏かな懐に抱かれて居ると思った田舎も矢張争闘の巷(ちまた)利慾の世である。

(No Title)

rojineko氏には何もできない。それが私と彼の関係のすべてです。明日になるとすっかり忘れてしまえるようないい話を彼には話したい。 ――Twitter @Entwurf