2014-02-16から1日間の記事一覧

プラトン『国家』(藤沢令夫 訳)

「神官はやって来て、彼らアカイア勢の人々には、トロイアを攻略のうえその身は無事帰国することを神々が許したもうように、だが娘のことは、彼らが償い代(しろ)を受け取り、神(アポロン)を畏れて、どうか釈放して自分に返してくれるようにと祈った」

プラトン『国家』(藤沢令夫 訳)

「では、彼らがその叙述を進めるのは、単純な叙述によるか、あるいは〈真似〉を通じて行なわれる叙述によるか、あるいはその両方を用いた叙述によるか、このいずれかではないかね?」