2014-06-02から1日間の記事一覧

ニーチェ『漂泊者とその影』

才気をひけらかそうとする者は誰でも、才気とは正反対のものもたっぷりそなえているということを、人に気づかせてしまう。 ※太字は出典では傍点

ニーチェ「遺された断想」

勇敢で創造的な人間は、快楽と苦悩を決して究極の価値問題とはとらえない。――これらは随伴状態なのである。すなわち、私たちは何かを達成しようと思うなら、快楽と苦悩の両方を意欲せねばならない。 ※太字は出典では傍点

ホラティウス『詩集』

分別の心に,わずかな愚かしさを交ぜよ. 時をえて理性を失うのは,いいものだ.

プブリリウス・シュルス『金言集』

勝利に際しておのれに勝つ者は二度勝ったことになる.

ホラティウス『詩論』

葬式に雇われた泣き男が,心から悲しむ人よりも大げさに振る舞い嘆くように,嘲笑する者は本当に称賛する者よりも大げさに感動して見せる.