(吉田兼好『徒然草』)

不定(ふじょう)と心得ぬるのみ、まことにて違(たが)はず
 世のさまざまなことは、期待すれば当てが外れ、外れるかと思うと予期通りであったりする。それ故、不定(ふじょう)と心得るのが本当のことであって、そう考えている限り誤ることはない。