(藤原定家『詠歌大概』)

情(こころ)は新しきを以て先(せん)となし、詞(ことば)は古きを以て用ふべし
 (和歌の)情(こころ)―内容―はあくまで従来詠ぜられていない新しさを目指すべきであり、一方詞(ことば)―表現―は珍奇さを求めず伝統に即したものを用いるよう心がけるべきである。