2008-12-21 森鷗外『能久親王事蹟』 引用 弘化四年二月十六日、京都御車通今出川下るといふ町なる御館(みたち)にて、伏見宮第十九代邦家親王の第九子として生(あ)れまししぞ、後に北白川宮能久親王と稱(たた)へまつる御子(みこ)におはしける。