蘇東坡「辛丑十一月十九日 既に子由と鄭州の西門の外に別れ 馬上に詩一篇を賦して之に寄す(しんちうじふいちぐわつじふくにち すでにしいうとていしうのせいもんのそとにわかれ

亦た知る 人生 要ず別有ることを
但だ恐る 歳月 去ること飄忽なるを


またしる じんせい かならずわかれあることを
ただおそる さいげつ さることへうこつなるを


亦知 人生 要有別
但恐 歳月 去飄忽


わたしにしても、人生に別れはつきものということぐらいは知っているつもり、ただ君と別れたままで、年月は風のように去ってしまうのではないかと、そら恐ろしく思えるのだ。