2008-01-30から1日間の記事一覧

ハンス・マグヌス・エンツェンスベルガー「消え失せたひとびと」(抄)(生野幸吉 訳)

不在のものを抜きにして、何ひとつ在りはせぬ。 無常のものを抜きにして、なにひとつ安全なものはない。 忘れ去られた者らを抜きに、なにひとつ確かなものはなか ろう 消え失せた者らは正しい。 ぼくらもそんなふうにしてひびき消えるのだ。

「大江健三郎に聞く」(立花隆+東京大学教養学部立花隆ゼミ『二十歳のころ I 1937-1958』)

O:僕の性格や感受性に、サルトルって人は全く合わないんです。