2008-05-28から1日間の記事一覧

杜牧「秦淮に泊す(しんわいにはくす;泊秦淮)」(全) (市野澤寅雄)

煙は寒水を籠め月は沙を籠む 夜秦淮に泊して酒家に近し 商女は知らず亡國の恨 江を隔てて猶唱ふ後庭花 けむりはかんすゐをこめつきはさをこむ よるしんわいにはくしてしゅかにちかし しゃうぢょはしらずばうこくのうらみ かうをへだててなほとなふこうていく…