2008-06-28から1日間の記事一覧

白樂天「重ねて渭上の舊居に到る(かさねてゐじゃうのきうきょにいたる;重到渭上舊居)」(抄) (田中克己)

浮生は過客に同じく、 前後たがひに來去す。 白日 珠を弄するがごとく、 出沒 光とどまらず。 人物 日に改變す、 目を擧げて所遇を悲む。 迴念してわが身を念へば、 いづくんぞ衰暮せざるを得ん。 ふせいはくゎかくにおなじく、 ぜんごたがひにらいきょす。 …