2008-06-29から1日間の記事一覧

陶潛「酒を飮む(さけをのむ;飮酒)」(抄) (星川清孝)

余間居して歡寡く、兼ねて此夜已に長し。偶〃名酒有り、夕として飮まざる無し。影を顧みて獨り盡し、忽焉として復酔ふ。既に酔ふの後には、輒ち數句を題して自ら娯しむ。紙墨遂に多く、辭に詮次無し。聊か故人に命じてこれを書せしめて、以て笑を爲すのみ。 …