2008-07-28から1日間の記事一覧

永田和宏

きみに逢う以前のぼくに遭いたくて海へのバスに揺られていたり

魚玄機「賣殘の牡丹(ばいざんのぼたん;賣殘牡丹)」(全) (辛島驍)

風に臨んで 興歎す 落花の頻なるを、 芳意 潛に消ゆ 又一春。 應に 價高きが爲に 人 問はざるなるべし、 却て 香甚だしきに縁って 蝶 親しみ難し。 紅英 只稱ふ 宮裏に生まるるに、 翠葉 那んぞ堪えん 路塵に染まるに。 根を 上林苑に移すに至るに及んで、 …