2008-09-29から1日間の記事一覧

アントナン・アルトー「ぼくは生きていた」(全) (篠田一士 訳)

ぼくは生きていた それ以来ずっと生きていた ぼくは食べたろうか いやいや しかし腹がへるとぼくはからだごと退歩した だからわが身を食う必要もなかったのだ だがなにもかもが崩れてしまった 珍奇な手術が行なわれた ぼくは病人ではなかった いつもぼくはか…