2008-12-13から1日間の記事一覧

ミハイル・バフチン『フランソワ・ラブレーの作品と中世・ルネッサンスの民衆文化』(川端香男里 訳)

ここにおいて、糞のイメージの両面的価値、再生と改新とのつながり、恐怖の克服における主導的役割、こういうものが明かとなった。糞は陽気な物質である。最も古い糞尿譚(スカトロジー)的イメージにおいては、前にも述べたが、糞は生殖力、肥沃とつながり…