2011-06-26から1日間の記事一覧

日本戦没学生記念会編『第二集 きけ わだつみのこえ』

あきらめきれない秒時計の針がまわってゆく。 私の突撃の時を、動きのとれない時と それでも、そっと恐れてみることもあるのだ。 うわすべりだったためにのみ 私は今まで平気な冷淡な顔をしていた。 そして今、初めて今、私はほんとうに 私の過去を狼狽して…

日本戦没学生記念会編『第二集 きけ わだつみのこえ』

汝は現在の生活を腰掛けと考えている。

日本戦没学生記念会編『第二集 きけ わだつみのこえ』

遠くで、考えるな、という声がします。しかし所詮人間はすべて流されているのです。遅いか速いか、場所を問わず。

日本戦没学生記念会編『第二集 きけ わだつみのこえ』

生命をこめて怠けているものは生命なしに勉強しているものより偉大な仕事をしているのだ。詩人や芸術家には前者が多く学者や俗人には後者が多い。 ※太字は出典では傍点