2011-06-27から1日間の記事一覧

村上龍『テニスボーイの憂鬱』

外部を認め、自分もその一部なのだと納得しさえすれば、余分な自意識は自然に消えてしまう。

村上龍『テニスボーイの憂鬱』

笑いの渦に入れない時は誰にでもある。自分の悲しみを大切にしたい時だ。他人ははしゃいでいる。他人は楽しそうだ。自分だけが別のことを思い、願いが決して聞き入れられないと納得している。しかし他人の笑い声の渦との微妙な距離は、すべて順番なのだ、と…

村上龍『テニスボーイの憂鬱』

そうなんだ、誰も返事をしてくれないと本当に声が出ているのかどうか不安になる

村上龍『テニスボーイの憂鬱』

みんな目をつぶってますがね、この世の中はまるっきり不平等なのよね。いやむしろ生まれながらにして不平等だから世間が正常に健康に動いているっていうことなんだよね。