2012-10-18から1日間の記事一覧

プラトン『ソクラテスの弁明』(久保勉 訳)

しかしもう去るべき時が来た――私は死ぬために、諸君は生きながらえるために。もっとも我ら両者のうちのいずれがいっそう良き運命に出逢うか、それは神より外に誰も知る者がない。

ライト・ミルズ『パワー・エリート』(鵜飼信成・綿貫譲治 訳)

いかなる保守主義的イデオロギーをも持たぬ保守的な国家であるアメリカは、今や、むき出しの、恣意的な権力として、全世界の前に立ち現われている。その政策決定者たちは、現実主義の名において、世界の現実について気狂いじみた定義を下し、それを押しつけ…