2012-12-02から1日間の記事一覧

スピノザ『国家論』(畠中尚志 訳)

私が国家学に心を傾けた時に、私は何か新しい事柄、未聞の事柄を説こうとしたのではなく、ただ実践と最もよく調和する事柄を確実かつ疑いえない理論によって証明し、あるいはそれを人間的本性の状態そのものから導き出そうと意図したのであった。そしてこの…

リンカーン『リンカーン演説集』(ゲティスバーグ演説、一八六三年一一月一九日)(高木八尺・斎藤光 訳)

われわれの前に残されている大事業に、ここで身を捧げるべきは、むしろわれわれ自身であります――それは、これらの名誉の戦死者が最後の全力を尽して身命を捧げた、偉大な主義(コーズ)に対して、彼らの後をうけ継いで、われわれが一層の献身を決意するため、…