2013-02-23から1日間の記事一覧

魯迅『小雑感』(『而已集』所収)

一流学者と話をする時は、彼の言うことに時々わからぬところがあるふりをするのがよい。余りにわからぬと馬鹿にされるし、余りわかりすぎると嫌われる。

〔俗諺〕

頭(ず)の高い女と頭の低い男。 頭を持ちあげた夫人と頭を垂れた男が最も手に負えない。いつも頭を高くあげ、何事をも恐れない婦人と、頭を低くして何かを企んでいる男が最も扱いにくいという意。

ドストエフスキー『白痴』(木村浩 訳)

「それから、ついでに申せば私どもは、見たところまるで種類のちがう人間です……いろいろな点から見てですね。ですから、とても共通点なんて多くはなさそうに思われます。しかし、私自身としては、そういう考え方をとりたくないのです。なぜなら、私どもが共…

ドストエフスキー『罪と罰』(工藤精一郎 訳)

「小さなこと、小さなことが大切なのだ!……その小さなことが、いつもすべてをだめにしてしまうのだ……」