2013-02-24から1日間の記事一覧

魯迅『朝花夕拾・後記』

人は諷刺と冷嘲は紙一重だと言う。私は風流といやみも同様だと思う。

『礼記』

独学にして友無ければ、則ち孤陋にして聞くこと寡(すくな)し。 たったひとりで勉強し、ともにすすむ学友がいなければ、ひとりよがりでかたくなになってしまい、まったく見通しのきかない狭い人間になってしまうのである。

デュラス『愛人 ラマン』(清水徹 訳)

人びとにこのことを知らせねばなるまい、永遠不滅とは死すべき運命にあるということを、彼らに教えなければなるまい。永遠不滅も死にうるのだということを、それが起ってしまったということを、また起るということを。永遠不滅とはまぎれもない永遠不滅とし…

デュラス『モデラート・カンタービレ』(田中倫郎 訳)

「こんなに早く習慣が身につくものとは知らなかったわ。もうわたしは、ほとんど習慣になっちゃったわね」