2014-02-18から1日間の記事一覧

ミハイル・バフチン『小説の言葉』(伊東一郎 訳)

下層の見世物小屋や定期市の仮舞台においては道化のちぐはぐなことばや、あらゆる〈言語〉と方言の滑稽な口真似が響きわたり、ファブリオー〔十二―十三世紀にフランスで生まれた滑稽・風刺的な小話〕や、シュヴァンク〔中世ドイツで行なわれた風刺的物語〕、…