2014-04-23から1日間の記事一覧

ゲーテ「格言的」

われわれを最も厳しくこきおろすのはだれか。 自分自身に見切りをつけたディレッタントだ。

ゲーテ「格言と反省」

なぜこうも悪口が絶えないのか。人々は、他人のちょっとした功績でも認めると、自分の品位を損ずるように思っている。

ゲーテ「格言と反省」

経験したことは理解した、と思いこんでいる人がたくさんいる。

ニーチェ『人間的な、あまりに人間的な』

若い人たちは、真偽のほどには無関心に面白いものや風変わりなものを愛する。もっと成熟した精神の持ち主たちは、真理においてその面白い風変わりな点を愛する。最後に、成熟しきった頭脳の持ち主たちは、真理を、それが単純素朴に見えて普通の人間を退屈さ…

ニーチェ『漂泊者とその影』

凡庸さは、優越した精神がかぶることのできる最も好都合な仮面である。なぜなら凡庸さという仮面は、大衆すなわち凡庸な者たちに、仮面をかぶっていると思わせないからである――。

ニーチェ『華やぐ知慧』

私たちのすることは、決して理解されることはなく、いつもただ称讃されるか非難されるだけである。