トクヴィル『アメリカのデモクラシー』(松本礼二 訳)

私はアメリカの中にアメリカを超えるものを見たことを認める。そこにデモクラシーそれ自体の姿、その傾向と性質、その偏見と情熱の形態を求めたのである。私はデモクラシーを知りたかった。少なくともそれに何を期待すべきか、何を恐れるべきかを知るために。