NHK「課外授業 ようこそ先輩」制作グループ+KTC中央出版編『見城徹 編集者 魂の戦士』

書くっていうことは、相手も傷つくかもしれないし、自分も傷つくことなんだよ。そんなふうに失礼かなって思ったら文章なんか書けないよ。本当に人間と人間が関係するときには、失礼かななんて思ったらダメなんだよ。その人のためにみんなが言ってるんだから。文章の場合は、もっとそうだよ。書くっていうことは、自分も傷つき、相手も傷つくことだよ。そこのぎりぎりのところで初めて文章というのは出てくる。