王禹偁(おううしょう)「日長し、仲咸に簡す(ひながし、ちゅうかんにかんす;日長簡仲咸)」(抄) (今關天彭、辛島驍)
風 北院に騷げば 花 千片
月 東樓に上れば 酒 一樽
かぜ ほくゐんにさわげば はな せんぺん
つき とうろうにのぼれば さけ いっそん
風騷北院花千片
月上東樓酒一樽
裏庭は、花がまっ盛り。少しでも風が出ると、吹雪のように花びらが散る。春の夜のおぼろな月があがると、それを相手に二階でゆっくり杯を傾ける。ここはのんびりした暮らし。
風 北院に騷げば 花 千片
月 東樓に上れば 酒 一樽
かぜ ほくゐんにさわげば はな せんぺん
つき とうろうにのぼれば さけ いっそん
風騷北院花千片
月上東樓酒一樽
裏庭は、花がまっ盛り。少しでも風が出ると、吹雪のように花びらが散る。春の夜のおぼろな月があがると、それを相手に二階でゆっくり杯を傾ける。ここはのんびりした暮らし。