2008-04-13 杜甫「飮中八仙の歌(いんちゅうはっせんのうた;飮中八仙歌)」(抄) (目加田誠) 引用 李白は一斗 詩百篇 長安市上 酒家に眠る 天子呼び來れども船に上らず 自ら稱す 臣は是れ酒中の仙と りはくはいっと しひゃくへん ちゃうあんしじゃう しゅかにねむる てんしよびきたれどもふねにのぼらず みづからしょうす しんはこれしゅちゅうのせんと 李白一斗詩百篇 長安市上酒家眠 天子呼來不上船 自稱臣是酒中仙 李白は一升のむうちに百篇も詩ができる、長安市中の酒場で酔って眠ってしまい、天子からお召しがあっても、船に乗れず、「臣は酒中の仙人でござる」などと言っていい気持ちになっている。