2008-05-07から1日間の記事一覧

立原えりか「木馬がのった白い船」

局長さんは、はじめて、おとなって、さびしいものかもしれないぞ、と思いました。すこし、かなしくなりました。

ロマン・ロラン『ジャン・クリストフ』(豊島与志雄 訳)

クリストフは倒れかかりながらも、ついに向こう岸に着く。そして彼は小児に言う。 「さあ着いたぞ! お前は実に重かった。子供よ、いったいお前は何者だ?」 すると小児は言う。 「私は生まれかかってる一日です。」 ※太字は出典では傍点

王漁洋「江上(かうじゃう)」(全) (橋本循)

呉頭楚尾、路如何 煙雨秋は深くして白波暗し 晩に寒潮を趁うて江を渡って去けば 滿林の黄葉、雁聲多し ごとうそび、みちいかん えんうあきはふかくしてはくはくらし ばんにかんてうをおうてかうをわたってゆけば まんりんのくゎうえふ、がんせいおおし 呉頭…