2008-05-16から1日間の記事一覧
たくさんうまれたカマキリの子も、大きくそだつのはほんの少しだという。大きくなるということは、たいへんなことなんだ。おれはきょううまれた。まん十一になった。でも、おれ、うまれたときのことしらない。あかんぼうのときもしらない。ただ、きがついた…
たくさんうまれたカマキリの子も、大きくそだつのはほんの少しだという。大きくなるということは、たいへんなことなんだ。おれはきょううまれた。まん十一になった。でも、おれ、うまれたときのことしらない。あかんぼうのときもしらない。ただ、きがついた…
考えてみれば、われわれにはほとんど前途の見通しはつかないものなのだ。そこにまた、世界を造りたもうた偉大な神に安んじて依り頼むいわれもでてくるのである。つまり、神がその被造物である人間をまったく無一物の逆境に陥れるということはなく、どんなひ…
日暮れて東塘正に落潮 孤篷泊する處、雨瀟瀟 疎鐘夜火、寒山寺 呉楓の第幾橋をかを過ぎしを記す ひくれてとうたうまさにらくてう こほうはくするところ、あめせうせう そしょうやくゎ、かんざんじ ごふうのだいいくけうをかをすぎしをきす 日暮東塘正落潮 孤…