2011-09-17から1日間の記事一覧
このことばは、一瞬ロベスピエールを動揺させたようだ。彼はコミューンの印のある紙をとりあげた。そこには蜂起へのよびかけが全文、書きあげられてある。彼はゆっくりとしっかりした手で三つの文字を書いた。この文字は今日なお目にすることができる。Rob………
人民は、あらゆる悪を、事物ではなく人物に帰する。人民は悪を人格化するのだ。
革命はかつて宗教であった。いま革命は警察となる。
そこに歴史があり、現実があり、実証があり、持続がある。そして残余は無。
熱っぽさ、胸にしみとおるメロディ、これこそルソーの魔法であった。『エミール』や『社会契約論』のなかにある力は、議論の余地があり、打ち負かすこともできよう。しかし、その『告白』と『(孤独な散歩者の)夢想』によって、つまりその弱さによって、ル…