2014-03-18から1日間の記事一覧

マキアヴェッリ『君主論』

人を率いていくほどの者ならば、常に考慮しておくべきことの一つは、人の恨みは悪行からだけでなく善行からも生れるということである。 心からの善意で為されたことが、しばしば結果としては悪を生み、それによって人の恨みを買うことが少なくないからである…

ゲーテ「格言と反省」

あけぼのの薄ぐらいうちにいち早く起き出して、太陽を待ちこがれていたくせに、太陽が上って来ると、目がくらんでしまう人のような気持を私は、学問において味わった。

ニーチェ「遺された断想」

きわめて厳密に過去を回顧するならば、私たちは多くの過去の掛け算であるという洞察に導かれる。[……]しかしそれは何の役にも立たない。私たちはあらゆることを再び自分のために、ただ自分だけのためになさねばならない。[……]君が君自身の魂以上に尊重し…