2014-06-03から1日間の記事一覧

ニーチェ『善悪の彼岸』

最も偉大な出来事と思想――とはいえ最も偉大な思想こそ最も偉大な出来事なのだが――は、最も遅く理解される。同じ時代に生きる人々は、そうした出来事を体験することがない、――彼らはそのかたわらを素通りして生きていく。そこでは星の世界と同じようなことが…

ニーチェ『偶像の黄昏』

私たちのうちで最も勇気がある者でも、自分が本当は知っていることを認める勇気を、めったに持っていない…… ※太字は出典では傍点

マルティアリス『エピグラム』

自分が欲していないことを欲しているように見せる,それが,ほしいものを手に入れる技術だ。

プブリリウス・シュルス『金言集』

機会は容易には与えられないが,容易に失われる.

ホラティウス『詩論』

努めて簡潔さを求めると,曖昧になる. (ホラティウスはここで,これ以外にも「洗練を狙うと,力強さと気迫が失われる」,「荘重さを表に掲げると,誇張におちいる」と言っている.これは伝統的に尊重されている三つの文体――「簡潔」「中間」「壮大」――に対…