2014-11-23から1日間の記事一覧

小田実『何でも見てやろう』

「画一主義(コンフォーミズム)」から脱け出す、あるいはそのポーズをする近路は、他国の事物、そのもろもろにとびつくことである。それもフランスなどというケチくさいことは言うまい。中国もいいが、あそこは政治が気にくわぬ。とすると、日本だ。日本もま…

梅棹忠夫『文明の生態史観』

インドは、ながくイギリスの植民地だったけれど、それにもかかわらず、この国には、一種の中華思想がいきているようにおもった。 インドは、なんべんも外からの侵入をうけた。しかし、侵入者はみんなインドに同化したではないか、という自信である。なるほど…