2012-12-26 宮本武蔵『五輪書』 孫引き引用 目の付けやうは、大きに広く付くる目也。観見(かんけん)二つの事、観の目つよく、見の目よはく、遠き所を近く見、ちかき所を遠く見る事、兵法の専(せん)也。敵の太刀をしり、聊(いささか)も敵の太刀を見ずといふ事、兵法の大事(だいじ)也。