2011-08-25 ルソー『告白』(桑原武夫 訳) 引用 いよいよ、もう話ができなくなり、臨終の苦しみがはじまってきた時に、夫人は一つ大きな放屁をした。「あ」と、ねがえりをしながらいった。「おならをする女はまだ死んじゃいない。」これがこのひとのいった最後の言葉であった。